直火焙煎のサンパウロコーヒー

代表挨拶

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~コーヒー1杯を通してお客様一人ひとりに感動と安らぎを~daihyo.jpg

私が初めてコーヒーを飲んだのは11歳の時でした。

丁度、そのころ母が自宅玄関を使って喫茶店を営むようになり、そのころからインスタントコーヒーではなくレギュラーコーヒーを口にするようになりました。

中学に入り、試験勉強の時期などは夜中になると目覚ましに手鍋でコーヒーを沸かして飲んだことも今でも脳裏にしっかりと記憶しております。

このあたりからすでに私の人生といいますか職業の道しるべが引かれていた気がします。

大学卒業を間近に控えたころに、父が30年勤めてきた会社を退職して「コーヒー屋を立ち上げるぞ!」という事で今のサンパウロコーヒーフーズを立ち上げました。

やがてまだ焙煎も出来ない自分に「ヨーロッパ・コーヒーミッション」という大きな転機を迎えるチャンスが巡って来ます。

コーヒーの消費国であるその当時の西ドイツ、イギリス、オーストリア(ウィーン)、フランス(パリ)のカフェを巡りながらコーヒー豆の勉強をし、その美味しさといいますかその当時の日本のコーヒーとは全く違う味わいに驚かされました。

オーストリア(ウィーン)では美味しいウィーン菓子と一緒に味わうカフェウィーンの世界、そしてパリで感動したカフェ・オ・レの醍醐味を、日本に帰って再現しよう!という強い思いを描いて帰国。2kgの小さな焙煎機を導入し、ここから私のコーヒー道は始まりました。

”コーヒーにかける夢とロマン”というコンセプトのもと、お客様一人ひとりに一杯のコーヒーを通して感動と安らぎを与えられることを永遠のテーマとして、今でも最高のコーヒーたちに囲まれて楽しく過ごしております。

代表者 久野富雄